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世の中から数字なんてなくなればいいのに

by 松尾茂起(松尾シゲオキ)

昨日に続いて「数字」の話。

世の中には「数字」なんかで測ることのできないことはたくさんある。
僕自身、数字よりも、自分の直観を大切にすることのほうが多い。

でも、世の中の人は、数字に弱い。
マーケティングの仕事をしていると、それを強く感じることばかりだ。


たとえば・・・。
食べログの点数、@コスメの点数、Twitterのフォロワー数など。
世の中の多くの人は、数字によって自分の行動を決める。


相手の話の内容を憶えてなくても、相手が言った「数字」に関しては憶えていることが多い。
これは、数字というものが、あらゆる言葉の中で究極の共通言語であり、価値を計る上でのわかりやすい指標だから。
100と10000という数字を聞いて、前者のほうが大きいと言う人はいない。
0.1と10という数字を聞いて、前者のほうが大きいと言う人はいない。
それは万国共通である。
英語なんかよりも、はるかに強い共通言語なのだ。
そして、共通言語である以前に、もっとも論理的(ロジカル)な言葉でもある。
だから、何かを相手にわかりやすく伝えたいときは、「数字」を使うようにするとよい。
わかりづらい言葉を重ねるよりも、論理的に理解してもらいやすいはずだから。
https://mandrill.goat.me/3Ii5s6UN


数字ほどシンプルで強烈な言葉はない。

だから、自分は数字を気にしていなくても、人の目を考えたときに、どうしても数字を気にせざるを得ないことは多い。


たとえば、Amazonレビュー。
誰かが「1」という点数を付けたとする。
もし、ほかにレビュワーがいないのなら、その本には「1」という評価が刻まれる。
そして、多くの人がその「1」という評価を軸に、その本を購入するかどうかを考える。


たまにこう思う。

世の中から数字なんてなくなればいいのに、と。



マンドリル。


松尾茂起(松尾シゲオキ)
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